地震や台風による停電のニュースを見ると、非常用の備えとして大きなバッテリーが気になりますよね。でも、いざ買おうとすると値段も高いし、本当にポータブル電源はいらないのではないかと迷ってしまう方も多いはず。ネットの災害に関する知恵袋などを見ても不要派の意見があったりして、何が正解かわからなくなりますよね。
ポータブル電源を買って後悔したという声や、実際には必要ないという噂を聞くと、わざわざ重い思いをしてまで用意すべきか悩むのは当然のことかなと思います。また、買っては いけない メーカーの特徴を知っておかないと、高い買い物で失敗してしまうリスクもあります。せっかく用意しても、バッテリーの劣化でいざという時に使えなかったら悲しいですよね。
この記事では、ポータブル電源の所有率やメリットだけでなく、あえてデメリットにも目を向けて、皆さんの暮らしに本当に必要かどうかを一緒に考えていければと思っています。防災でおすすめのアイテムや、災害時にソーラー発電をどう組み合わせるかなど、気になるポイントを整理しました。この記事を読み終える頃には、自分にとって最適な答えが見つかっているはずですよ。
- ポータブル電源がいらないと言われる具体的な理由と納得の解決策
- 失敗しないための買ってはいけないメーカーの見分け方と安全基準
- 家族構成やライフスタイルに合わせた失敗のない容量の選び方
- 災害時の停電を乗り切るために本当に優先すべき防災用品の優先順位
ポータブル電源がいらないと感じる理由と後悔しない知識

ポータブル電源を検討し始めると、便利そうな反面「場所を取るし、本当に使うかな?」という疑問が湧いてきますよね。ここでは、なぜ不要だと感じる人がいるのか、その背景にある所有率のデータや、購入前に知っておきたいデメリットについて詳しく紐解いていきます。
ポータブル電源は必要ない?都市部の所有率と満足度
最近はキャンプブームや防災意識の高まりでよく見かけるようになりましたが、実際のところポータブル電源の所有率はまだそれほど高くありません。一般的なアンケート調査などを見ても、10%から20%程度に留まっていることが多いようです。特に都市部にお住まいだと「停電してもすぐに復旧するから必要ない」と感じる傾向が強いようですね。
ただ、所有している方の満足度は意外と高いのも事実です。スマホの充電だけでなく、扇風機や電気毛布が使えることで「停電中のQOL(生活の質)が劇的に変わった」という声もよく耳にします。都市部でも、古いマンションなどで復旧に時間がかかるケースを想定すると、一概にいらないとは言い切れないかもしれません。
都市部では電気が復旧するまでの数時間を「モバイルバッテリー」で凌げる場合も多いですが、冷蔵庫の中身を守りたい、夏場の熱中症が心配という方は、満足度が上がるポイントになります。
買ってはいけないメーカーの見分け方と安全性の基準
「せっかく買ったのにすぐ壊れた」なんてことになったら、それこそポータブル電源はいらないと思ってしまいますよね。特にAmazonなどで格安で売られている製品の中には、少し注意が必要なものも混ざっています。
失敗しないための大きな基準は、まず「PSEマーク」が正しく表示されているかどうかです。これは日本の電気用品安全法に基づいたもので、最低限の安全性を保証する印です。また、「防災製品等推奨品証」を取得しているメーカー(JackeryやEcoFlow、Anker、JVCケンウッドなど)は、専門家の視点からも信頼性が高いと言えます。
以下の特徴があるメーカーは、後悔するリスクが高いので避けるのが無難です。
- 公式サイトが日本語として不自然、または存在しない
- 保証期間が明記されていない、または極端に短い
- 相場に比べて異常に安すぎる(中身が三元系リチウムで寿命が短い可能性あり)
重さや廃棄のしにくさなど所有するデメリットの解決策
ポータブル電源の大きなデメリットとして挙げられるのが、その「重さ」と「捨てにくさ」です。大容量モデルだと10kgを超えるのは当たり前で、女性や高齢者の方が避難時に持ち出すのはかなり大変かなと思います。
この解決策としては、キャスター付きのモデルを選ぶか、あえて持ち運び重視で小容量モデルを2台持ちするといった工夫が有効です。また、廃棄については多くの自治体でゴミとして出せませんが、最近ではメーカーが不要になった製品を無料で回収してくれるサービスを充実させています。購入前に「回収サービスがあるか」を確認するだけで、将来の不安はグッと減らせますよ。
バッテリーは使わないとダメ?放置による劣化の性質

「もしもの時のために」と押し入れにしまいっぱなしにするのが一番危ないんです。ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は、全く使わなくても少しずつ放電し、残量がゼロのまま放置されると「過放電」という状態になり、二度と充電できなくなるという劣化の性質を持っています。
目安として、3ヶ月〜半年に一度は残量を確認し、60〜80%程度まで充電してあげることが長持ちの秘訣です。最近では「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用したモデルが増えており、こちらは寿命が長く、劣化もしにくいので、長く使いたい方には特におすすめです。
購入後に後悔する人の理由を実体験から分析
購入したことを後悔している方の理由を調べてみると、共通点が見えてきます。最も多いのは「使いたい家電の消費電力に出力が足りなかった」というミスです。スマホの充電用だと思って安い小容量タイプを買ったけれど、いざ停電した時にドライヤーや電子レンジを使おうとしたら全く動かなかった、というパターンですね。
また、「動作音が意外とうるさくて夜寝る時に気になった」という声もあります。冷却ファンの音はメーカーや機種によってかなり差があるので、静音性を売りにしているモデルを選ぶのも大事なポイント。自分の使いたい目的と、製品のスペックが合っているかを確認することが、後悔を防ぐ一番の近道かなと思います。

災害時の知恵袋で議論される不要派の意外な根拠
ネットの災害時の知恵袋などで「ポータブル電源はいらない」と主張する方の根拠を見てみると、意外と現実的な意見が多いことに気づかされます。「そのお金でカセットガスと水を大量に備蓄した方が生存確率は上がる」といった、優先順位の考え方ですね。
確かに、命を守るための一次備蓄(水、食料、トイレ)が不十分なまま、高額なポータブル電源を買うのは本末転倒かもしれません。ポータブル電源は、あくまで「生活の質を維持するための二次的な備え」という位置づけで考えるのが誠実な防災のあり方だと言えるでしょう。
災害時にポータブル電源がいらない派も納得の活用シーン

「やっぱりいらないかな」と思っている方でも、特定のシーンを想定するとその価値が見えてくることがあります。ここからは、ポータブル電源があることで助かる具体的な場面や、効率的な選び方について解説していきます。専門的な知識がなくても、今の生活に当てはめて考えてみてくださいね。
災害でもソーラー発電とのセットなら停電回避に効果的
ポータブル電源単体だと、中の電気を使い切ればそれまでですが、ソーラーパネル(ソーラー発電)とセットで持っておくと、停電が長引いた際の安心感が全く違います。日中に太陽の光で充電しておけば、夜にスマホの充電や照明を確保し続けることができるからです。
大規模な災害では、電気が復旧するまでに3日以上かかることも珍しくありません。水や食料の配布情報をスマホで確認し続けるためにも、自力で電気を作れる環境は非常に強力な武器になります。最近のパネルは折りたたみ式でコンパクトなものも多いので、セットでの導入を検討する価値は十分にありますよ。
ソーラーパネルを選ぶ際は、ポータブル電源と同じメーカーのものを選ぶのが接続の相性面でも一番安心です。
防災におすすめの容量やタイプを家族構成別に紹介
「どれくらいの大きさがいいの?」というのは、一番悩むところですよね。一般的な目安を表にまとめてみました。これらはあくまで一般的な目安ですので、ご自身の使いたい家電のワット数を確認してみてくださいね。
| 家族構成 | おすすめ容量 | できることの目安 |
|---|---|---|
| 単身・ミニマリスト | 200〜500Wh | スマホ充電、ノートPC、LEDライト数日分 |
| 2人暮らし | 500〜1000Wh | 扇風機、電気毛布、小型の調理家電の使用 |
| 3人以上の家族 | 1000〜2000Wh以上 | 冷蔵庫の維持、炊飯器、電子レンジの使用 |
ポータブル電源がいらないと言われる災害時の活用場面

「避難所に行くなら、電源はあっちにあるからいらない」と思われがちですが、実際は避難所のコンセントはスマホの充電待ちで大行列になることがほとんどです。プライバシーが限られた避難所で、自分の席で自由に使える電源があるというのは、精神的な安定に大きく寄与します。
また、在宅避難を続ける場合でも、「夏場の熱中症対策」として扇風機を回したり、「冬場の低体温症対策」として電気毛布を使ったりできるのは命に関わる活用場面です。普段「いらない」と言っている方でも、こうした極限状態を想像すると、その必要性が理解しやすくなるかなと思います。

停電対策にいらない災害備蓄と優先すべき防災用品
ポータブル電源を検討する前に、まず見直してほしいのが他の備蓄品です。実は、停電対策として「大量のロウソク」などは、火災のリスクがあるため今の時代にはあまり推奨されていません。代わりに、安全なLEDランタンを複数用意する方がずっと実用的です。
防災の優先順位としては、まず「トイレ」「水」「カセットコンロとガス」です。これらが1週間分しっかり揃った上で、さらに快適さや情報確保の安心をプラスしたい段階で、ポータブル電源を検討するのがベストです。もし、まだカセットコンロを持っていないなら、まずはそちらから準備しましょう。
カセットコンロは、お湯を沸かしたり簡単な調理をしたりするのに最も効率的で安価な防災用品です。
まとめ:ポータブル電源がいらない派が後悔しない結論

ここまで読んでみていかがでしたか?結局のところ、「ポータブル電源はいらない」という意見は半分正解で、半分は状況次第かなと私は思います。予算や収納スペースに余裕があり、停電時の不安を少しでも減らしたいなら、これほど心強い味方はありません。
一方で、無理をして高価なものを買う必要もありません。まずは小容量のタイプから試してみるか、モバイルバッテリーを充実させることから始めても十分立派な防災です。一番の後悔は、何も準備をしないまま災害を迎えてしまうことですから。この記事が、皆さんの暮らしに合った納得のいく選択の手助けになれば嬉しいです。
※記載している数値データや稼働時間は、使用環境や製品の個体差によって変動するため、あくまで一般的な目安としてお考えください。正確な仕様や安全性については、必ず各メーカーの公式サイトをご確認ください。また、非常時の電源確保に関する最終的な判断は、お住まいの地域のハザードマップや専門家のアドバイスも参考に、ご自身の責任で行ってください。

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